文鳥を飼うとなれば、エサの用意も必要となりますよね。
昔からペットとして人気の高い文鳥ですから、エサもペットショップで簡単に手に入ることと思います。
ここでは文鳥のエサと、副食としてあげたい食べ物についてまとめてみましたので、参考にして下さい。
混合シードがポピュラー
文鳥のエサは、ペットショップなどで「文鳥用」として売られている混合シードがよく利用されています。
メーカーによっても違いはありますが、アワやヒエ、キビ、カナリーシードの4種類が混ざったものが一般的。
4種の混合シードに、ほかのシードやサプリメントなどが混合されたものもあります。
文鳥は「ライスバード」と呼ばれることもあるほど、お米を好みます。
混合シードにお米もプラスされているものも、よく見かけます。
ほかに、「ニガーシード」と呼ばれるキク科の植物の種や、麻の実などがプラスされているものも。
文鳥によって好みに差があるので、はじめてのエサを試すときは、急に切り替えたりせず、今まで使っているものと一緒にあげるようにすると安心です。
エサは1日5グラムぐらいが適量ですが、文鳥がまき散らしてしまうことも考え、2倍くらいの量をエサ入れに入れてあげましょう。
総合栄養食のペレットも
ペレットは穀物を粉状にして栄養素を加え、練り固めたエサで、総合栄養食。
文鳥に必要な栄養素がペレットだけでまかなえ、青菜やボレー粉などを与える必要がないといわれるものです。
成鳥の文鳥に合うペレットは限られていることと、文鳥があまり好まないというデメリットがあります。
使うときは、ペットショップや獣医さんのアドバイスをもらってから使うのがおすすめです。
副食として青菜をあげる
青菜は文鳥の健康を維持するために必要な副食。
新鮮な青菜をできるだけ毎日あげたいものです。文鳥は青菜が大好きなので、喜んで食べるでしょう。
具体的には、小松菜やチンゲンサイ、豆苗などがおすすめです。
無農薬の青菜を使うほか、できるだけ念入りに水洗いしてからあげると安心です。
なお、豆苗は茎から上の部分をあげ、豆の部分はあげないようにしましょう。
シュウ酸を豊富に含むホウレン草、体調を崩す恐れのあるネギ類をはじめ、粘り気の多いツルムラサキやモロヘイヤ、アシタバ、オクラなども文鳥にあげてはいけない野菜です。
里いもやタケノコも避けましょう。
ボレー粉を毎日少しずつ
ボレー粉は貝のカキの殻を砕いたもので、文鳥に必要なカルシウムやヨードを補給するためのもの。
粒の大きさにもよりますが、1日10粒程度を目安に、エサに混ぜて与えましょう。
インコなどでは、ボレー粉の代わりに、「カルトボーン」と呼ばれる甲イカの骨を与えることもあります。
しかし、文鳥はクチバシでかじることが苦手なので、カルトボーンは不向きです。
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