飼い主を信頼し、よく懐く文鳥はとても可愛らしいものです。
ここでは文鳥の性格、接し方などを紹介しています。
文鳥への理解を深め、愛鳥との絆を築いてくださいね。
気が強い
インコなどにくらべて文鳥は気が強く、好き嫌いがはっきりしています。
反面、パートナーのことはとても信頼し、べったり甘えてくれます。
パートナーの気持ちを読み取ることも上手です。飼い主さんがパートナーとなれば、とてもなついてくれるでしょう。
とても怖がりな面もあります。見慣れないものに対して威嚇をしたり、怖がったりするので、おもちゃや備品など、はじめてのものを使うときは、少しずつ慣れさせてから。
とくに成鳥になってからは柔軟性がなくなり、いつまでたっても慣れないこともあります。
オスは感情の起伏が激しい
個体差もありますが、オスの文鳥はデリケートな性格で、感情の起伏が激しいのが特徴。
メスにくらべてかなり怖がりで、恐怖からパニックになる子も多くいます。
気が強く、オス同士で会うと、けんかを始めたり、威嚇し合ったります。
オスの文鳥は静かな飼い主さんが好きです。好きな飼い主さんには近づいていって求愛ダンスをしたり、甘えたりします。
止まり木から軽く飛び上がり、さえずりながらピョンピョンと踊る様子は、とてもかわいいものです。
飼い主さんがオスの文鳥に対して怒ったりすると、文鳥にとって恋愛対象とならず、あまりなついてくれません。
メスは穏やかな子が多い
メスの文鳥は、オスとは反対に、穏やかな性格の子が多いようです。活発な飼い主さんを恋愛対象として見ます。
メスは元気に飛び回るオスに惹かれます。飼い主さんはメスに話しかけたりして、寄り添うような気持ちでいましょう。
オス同様、メスの文鳥についても、飼い主さんを深く信頼すると、とても愛らしい様子を見せてくれます。
このとき、飼い主さんが背中や頭を頻繁になでたりすると、メスが発情して卵を産むこともあります。
受精したわけではないので無精卵ですが、メスにとっては体力を消耗することに。注意しましょう。
かまってあげないと、怖がることも
忙しいなどの理由でしばらく文鳥をかまってあげないと、飼い主さんであっても、信頼感をなくし、怖がるようになることもあります。
1日1回はケージから出して遊んであげましょう。
それが難しければ、できるだけ声をかけてあげ、コミュニケーションを積極的にとるようにしたいものです。
荒鳥の接し方
人に全然なつかない「荒鳥」でも、愛情を注いであげることによって気持ちが通じ合い、馴れてくることもあります。
荒鳥と接するとき、まずケージに近づくとパニックになるなら、遠くから話しかけます。
気長に、毎日続けることが大事です。
文鳥が慣れてきたら、少しずつ距離を狭めていきましょう。
数カ月、または数年かかることがあるかもしれませんが、根気よく愛してあげると、そのうちなつくようになります。
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