文鳥を飼いたいと思う方ならば、手乗り文鳥に憧れているのでは!?
文鳥と信頼関係を築き、憧れの手乗り文鳥になってもらうには、どんな事に気をつけたらいいのでしょうか?
下記の記事を参考に、文鳥との絆を深めて、なつかせてみてくださいね。
文鳥はしつけるのではなく、自然となつき手乗りになる!
生後1カ月までは、文鳥にとって飼い主さんは親ですが、1カ月以降は飼い主さんをパートナーとして見るようになります。
パートナーとして見てくれると、飼い主さんのことを信頼しなつき、手乗り文鳥となってくれるでしょう。
つまり、手乗りになるようにしつけるのではなく、文鳥に好きになってもらえば、自然と手に乗ってくれるというわけです。
換羽が終わるまでになついてもらう!
換羽が完了するまでの時期は、好き嫌いが決まるころで、その間に好きになったらそれ以降もずっと好きでいてくれる可能性が高くなります。
その時期に嫌いになったら、それ以降もなついてくれないままになってしまいます。
文鳥の気持ちを理解して愛情を注げば、文鳥も飼い主さんを信頼してくれるでしょう。
文鳥がパートナーとして認識してくれると、手や肩、頭などにちょこんと乗ってくれるし、名前を呼べば飛んでやってきます。
飼い主さんのあとを一生懸命ついてきてくることもあるでしょう。
文鳥がなつく飼い主さんの特徴とは?
文鳥はどんな飼い主さんが好きなのでしょう。
まず、当たり前のことですが、エサや水をくれたり、ケージを掃除してくれたりと、きちんと世話をしてくれる人。
また、文鳥のことを対等に扱う飼い主さんも好かれます。
逆に、自分に対して支配的な態度、高圧的な態度をとると、嫌われるでしょう。
2歳くらいまでの文鳥は野性味が残っていて、飼い主さんにかみ付くこともあります。
こんなとき、文鳥を大声で叱ったり、大騒ぎをしたりするのはダメです。
飼い主さんのことを怖がったり、嫌いになったりします。
2歳を過ぎるころになると、文鳥も落ち着いてきます。
かんだりすることも少なくなるでしょう。そして、4歳くらいになると、賢く愛おしい手乗り文鳥になっているはずです。
多頭飼いのときのなつかせ方
1羽飼いの場合は、比較的容易にパートナーと認めてくれますが、多頭飼いの場合は、うまくいかないこともあります。
たとえば、文鳥同士で仲よしになってしまい、なかなか飼い主さんになついてくれないことも。
飼い主さんよりもほかの文鳥のほうが、コミュニケーションがとりやすかったのでしょう。
多頭飼いの場合は、飼い主さんと遊ばせるため、1羽だけで放鳥してみましょう。
その文鳥が飼い主さんと仲よくしているのを見て、ケージの中のほかの文鳥も、同じ行動をとってくれるようになり、飼い主さんになつくようになることもよくあります。
また、文鳥が1羽の場合でも、家族が何人もいる家庭では、その中の誰かをパートナーとして選ぶことになります。
飼い主さんにはなつきますが、そのほかの家族にはなつかないこともあります。
⇒文鳥の臭い対策!臭いの原因と消し方
⇒文鳥に必要な用品紹介