放鳥をさせていたら文鳥がいなくなってしまった!
そんな時、誰でもパニックになるのは当然です。
文鳥が迷子になってしまったら、飼い主ができる最善の事を尽くしましょう。
ここでは、その方法などを紹介します。
家の中でも迷子になる
窓や戸を開けていないのに、文鳥の姿が見当たらないときは、家の中で行方不明になっているはずです。
とくに一度に複数の文鳥を放鳥すると、家の中で迷子になる確率が高くなります。
文鳥がいなくなってしまったら、家具の奥やカーテンの裏などをチェックしましょう。
繁殖行動の一環で、それらに潜っていたということも考えられます。
迷子になりやすいのは、1歳未満の文鳥です。
好奇心いっぱいに飛び回っているうちに、隙間から別の部屋に移動してしまったりします。
また、ペアになった文鳥も注意。
巣作りのためにカーテンに潜り込み、出られなくなってしまうこともよくあります。
ほかに、飛ぶのが得意ではない子も、もとの場所に帰れなくなったりします。
放鳥している間は飼い主さんは文鳥を同じ部屋にいて、できるだけ目を離さないことが必要でしょう。
窓から飛び出してしまったら
放鳥するとき、窓や戸をうっかり開けたままにしていると、外に飛び出してしまうこともあります。
文鳥は飛び出したことを後悔して、パニックになっていることでしょう。
早く家に帰って飼い主さんに会いたいと思っているのは文鳥も同じです。
何かに追い立てられない限り、文鳥が遠くまで飛んでいってしまうことはりません。
外に出てしまったら、まずは近所を探しましょう。
開いている窓やドアを見つけて、中に飛び込もうとする文鳥もよくいます。
隣の家やマンションなら1階下のベランダなどにいることもよくあります。
しばらく探しても見つからなければ、近所に貼り紙をし、近所を1軒ずつ聞いて回ってみます。インターネットの掲示板などに助けを求めたり、ペットショップやスーパーなどに貼り紙をするのも有効です。
落とし物として交番に届けられていることもあるので、交番に届け出を出すことも忘れずに。
誰かが見つけたり、保護してくれている可能性は高いものです。
いなくなってから数カ月も後に「逃げてきた文鳥を保護している」という話を聞きつけて、見つけることができたという話もあります。
あきらめずに探しましょう。
ケージから脱走することも
ケージのストッパーを器用に開け、隙間を作って、脱走してしまう文鳥もいます。
とくに引き上げるタイプの扉は隙間ができやすいもの。
ナスカンを使って、自分でケージを開けてしまうことを防ぐとよいでしょう。
また、自分で開けなくても、エサや水を替えるすきに、ささっと飛び出てしまう子も。
幼鳥のときから、ケージから出すときは手に乗せて出す習慣をつけておくと、扉を開けても自分からは出ない子になるようです。
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