昔からペットとして人気が高く、飼い主によく慣れ、手に乗る姿がとても愛くるしい文鳥。
そんな文鳥を念願かなってせっかく手に入れたのに、すぐに命を落としてしまった・・なんて悲しい事はなるべく避けたいもの。
ペットショップで文鳥を選ぶ際に、気をつけたいポイントをご紹介しますので参考にして下さい。
ペットショップで買う
近くのペットショップで探してみましょう。
店によっては鳥についての知識があまりないところもあるので、できれば鳥専門の小鳥店がよいでしょう。
店を選ぶときのポイントは、いくつかあります。
まず、文鳥だけのケージにしていること。なかには、文鳥をほかの種類の鳥と一緒のケージに入れているお店もありますが、避けましょう。
ケージがきれいか、文鳥がいつ生まれたか明記されているかなども確認しましょう。
里親募集などで文鳥を探すことも可能です。インターネットで「文鳥 里親」などで検索すると、募集を見つけられるでしょう。
ヒナの選び方
ペットショップにヒナがよく並ぶのは、秋から春にかけて。だいたい生後2~4週のものが並びます。
ヒナから飼う場合は、ほかのヒナよりも頭が大きく、体重が重い子を選ぶのがポイント。
ほかに、目がパッチリ開いている、ツメが全部そろっていて形もしっかりしている、脚が太く、頑丈である、などをクリアした子が元気です。
目をつぶったままの子は、体が弱っていたり、病気の可能性もあります。
後頭部や首まわりがはげていないか、活発で元気よく動いているかなどもチェックポイント。
人に寄ってくるかどうかも見ておくとよいでしょう。
成鳥の選び方
成鳥から飼う場合も、ヒナと同様、目がパッチリ開いている、ツメがそろっていて形がよい、脚や指の色ツヤがよい子を選びたいもの。
目のまわりのアイリングがきれいか、クチバシの色が赤いかなどもチェックしましょう。
クチバシが紫やピンクに近い色の子は病気を持っていることもあるので、避けます。
ほかに、顔やおしりの羽が汚れていないか、姿勢は悪くないかなども重要です。
全体に羽が引き締まって、体つきが滑らかな子を選びたいものです。
動作としては、人に寄ってきて、人の顔をじっと見る子がよいでしょう。
脚の指が脱落している子、脚が曲がっている子、クチバシが交差している子、目が白っぽい子などは、病気の可能性もあります。
オスとメスの見分け方
ヒナの場合も、成鳥になってからも、文鳥の性別を見分けるのは簡単ではありません。
オスは2~3カ月になると、のどを鳴らして裏声のようなさえずりの練習を始めます。
次第に、「ジュクジュク」という感じの、きれいなさえずりになります。
一方、メスは半年たってもさえずりをせず、「ピッ」や「チッ」と短く鳴くだけ。
このように、鳴き声で性別を区別します。
なお一般的には、オスはメスよりもクチバシが大きめで、より赤っぽいようです。
逆に、メスはクチバシが小さめで、オスにくらべて色が淡いといわれていますぇ え
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