文鳥を飼ううえで、コミュニケーションを取ることはとても大切なことです。
しっかりとコミュニケーションを取れていれば、文鳥と飼い主との絆は深いものとなる事でしょう。
これから文鳥を飼おうとしている方も、ここで紹介する方法を参考に、文鳥とのコミュニケーションを取ってみてくださいね。
鳴き声をよく聞く
文鳥のコミュニケーション方法は、鳴き声。
「チーヨチーヨ」と10秒くらいさえずりをしたら、求愛しているか自己主張しているサイン。
「チッ、チッ」と大きな鳴き声をしたら、誰かを呼んでいます。ほかに、「ルルルル」は相手を威嚇するときの鳴き声です。
文鳥が飼い主さんにこのような鳴き声をしたら、何かを伝えようと思っている証拠。注意深く聞いてあげましょう。
たくさん声をかけてあげる
一日に何度も文鳥に声をかけてあげましょう。
たとえば、朝、文鳥のところへ行ったら、「おはよう」とあいさつを。学校や仕事から帰ってきたら、「ただいま。元気?」とひと言、ケージの近くを通るたびに「ブンちゃん」と名前を呼びかける……。
文鳥に会うたびに「また会えたね!」と喜びを伝えることがとても大切で、文鳥がパートナーに強く求めていることでもあります。
声をかけ、会えてよかった気持ちを共有することで文鳥は満足し、飼い主さんのことを大好きになるようです。
何かするときはひと言
たとえば、エサを入れてあげるとき、「ごはんを入れるね。たくさん食べようね」とひと言添えてあげましょう。
水を替えるときにも、「水を替えたよ。飲んでね」。ケージを掃除するときにも、「きれいにするね。気持ちいいね」など、声をかけてみましょう。
いくら文鳥のための世話とはいっても、無言でされるのは、文鳥にとっても味気ないものです。
指先を文鳥に向けない
文鳥がクチバシの先を相手に向けると、怒っている気持ちの表れてで、敵意を持っていることを意味しています。クチバシを向けられた相手も自分のクチバシを向け、クチバシの先を突き合わせると、「けんかをする気はない」という意思表示。
それでやっと、2羽の文鳥はクチバシを下げます。
飼い主さんが指先やペン先などを文鳥に向けるのは避けましょう。
飼い主さんは遊びのつもりで向けたとしても、文鳥にとってはとても緊張すること。
文鳥の側も怒ってクチバシの先を向けてきたり、逆に、怖がって萎縮してしまったりします。
歳をとるほど、コミュニケーションが上手に
4歳以上になると、飼い主さんとのコミュニケーションが上手になります。
飼い主さんの手のひらの上で、心地よさそうに眠ることもあり、すっかり信頼してくれるようになるでしょう。
また、飼い主さんが文鳥を見つめると、文鳥のほうも、うれしそうにじっと見つめ返してくれるようになります。
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