文鳥を飼おうと考えてるけど、一羽だけにしようか、ペアで飼おうか迷っていませんか?
一羽だけでも飼い主との絆があれば、文鳥にとっては、なんら問題はありません。
ですがペアとなると、それなりに注意してもらいたい問題がでてきます。
下記に多頭飼いする際の注意点などをまとめてみましたので参考にしてみてください。
1羽で飼うと、よくなつく子に
手乗り文鳥にして愛情をたっぷり注いでかわいがりたいなら、1羽だけで飼うとよいでしょう。
文鳥は飼い主さんをパートナーとして信頼し、よくなついてくれるでしょう。
飼い主さんの手のひらで眠ったり、肩や頭、ひざに止まったりと、その姿はとても愛らしいもの。
飼い主さんにとって、なくてはならない家族の一員となってくれます。
ときどき、「1羽だけだと、文鳥が寂しがらないか?」と思う人もいるようですが、大丈夫。
飼い主さんがいれば、文鳥が寂しいということはありません。かわいそうということはないのです。
ペアで飼うなら、相性のよいオスとメスで
お互いが羽づくろいをし合う、2羽並んでエサを食べる、ぴったりくっついて一緒に眠る、脚をつないで止まり木に座る、放鳥時も仲よさそうにくっついて過ごす……。
文鳥をペアで飼うと、文鳥同士の仲のよい様子を見て、飼い主さんのほうも幸せな気持ちになります。
ペアで飼っても、手乗りになってくれます。
ただし、1羽だけで飼うほど、飼い主さんべったりにはなってくれないことが多いようです。
ペアで飼うときに注意したいのが、文鳥同士の相性。
文鳥は好き嫌いが激しいので、相性の悪い文鳥同士を同じケージに入れると、けんかをしたり、いじわるをしたりすることもあります。
文鳥は、特別な愛情がない相手とはいっさい仲よくしません。相性のよい文鳥同士のペアにすることが大切です。
オスの文鳥を2羽飼うとき
オス同士では愛情関係が成立することはないので、一緒のケージに入れたら、縄張り争いを始めてしまうでしょう。
どうしてもオスを2羽飼いたいなら、別々のケージに入れることになります。
放鳥のときも、2羽同時に行わないようにします。
ケージなど環境にも注意
2羽以上を一緒に飼うときに気をつけたいのが、ケージなど文鳥の環境。
当然、1羽の場合よりも大きなケージを用意しなければなりません。
底が最低でも45センチ四方はほしいものです。
1つのケージに入れる文鳥は2羽まで。
それより多くすると、文鳥が野生に近づいてしまい、人間に馴れてくれない可能性が高くなります。
4羽以上飼うとき
4羽以上など、何羽も一緒に飼う場合は、騒音に注意しなければなりません。
文鳥はインコなどにくらべ、鳴き声がうるさいことはないのですが、何羽も集まれば、話は違ってきます。
とくにマンションやアパートなどの集合住宅の場合は、気をつけましょう。
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