昔からペットとして愛されてきた文鳥。
それだけ文鳥には、人を惹きつける魅力があるということなのでしょう。
これから文鳥を飼おうか迷っている方、文鳥の魅力を再認識してみませんか?
ここでは文鳥の魅力を紹介したいと思います。
文鳥は古くから飼われている
かわいい見た目と人なつこい性格で人気の文鳥。
日本でもペットとしてポピュラーで、たくさんの愛鳥家によって飼われています。
飼い鳥としての歴史も長く、江戸時代の浮世絵にも文鳥が登場するほど、古くからペットとしてかわいがられてきた小鳥です。
愛情深く、人間好き
文鳥は愛情をたっぷり持った鳥で、相手をパートナーと認めて好きになったら、愛情を惜しみなく注いでくれます。
ただし、神経質で気が強い面もあり、嫌いな相手には攻撃的になることもあります。
人間のことを信頼してくれるのも、文鳥のよい点。
飼い主さんの手のひらに乗って甘えてくる姿は愛おしいもの。そのまま、安心しきって眠ってしまうこともあります。
きれいなさえずり
インコやオウムと違って、おしゃべりや物まねは得意ではありませんが、さえずりが美しく、魅力的なのが特徴。
聞いていると、心地よい気分になれるでしょう。
鳴き声自体も静かでうるさくはないので、近所迷惑になることもありません。
アパートやマンションなどの集合住宅でも、気兼ねなく飼うことができます。
美しく、愛らしい姿
種類によっても差はありますが、グレーや白い体に赤いクチバシ、まん丸の目、薄ピンクの脚……と、見た目が美しいのも、文鳥が多くの人から愛されている理由。
文鳥の大きさは、頭から尾羽の先までだいたい14センチくらい。
体重は25グラム前後と、スズメよりもやや小さいサイズです。
手や肩にちょこんと乗ると、小さなかわいさを感じます。
賢くて活発、感情表現が豊か
文鳥は頭の回転が速く、賢い鳥として有名。
飼い主さんの感情や考えていることをある程度察知することができる子もいます。
また、学習次第では、「ブンちゃん」などと名前を呼ぶと、飼い主さんのところに飛んで来てくれることもあります。
動作も活発できびきびとし、小回りがききます。そんな姿を見ているだけで楽しく、飽きません。
また、感情表現が豊かで、喜んだり寂しがったり、甘えてきたりと、とても愛らしい鳥です。
ペットとして飼いやすい
種類や購入する店によっても異なりますが、文鳥のヒナで1500円程度、成鳥で3000円程度で手に入ります。
エサ代も月に数百円で済み、ごはんをあげて水を替え、さっと掃除する程度と、毎日の世話も苦にならないほど。
費用の面でも世話の面でも、飼いやすい鳥といえるでしょう。
体やフンが無臭なので、ケージを置いていても、においが気になることはありません。
平均寿命が7~8年と、比較的生命力が強いのもメリットです。
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