なんだか様子がおかしい・・
愛鳥の変化にいち早く気づいてあげれるのは、他ならぬ飼い主さんです。
その為には毎日文鳥と接する中での、チェックは欠かせないものとなります。
なかには、一刻も早く病院での治療を要する病気などありますので、飼い主として、最低限必要な知識は持ちたいものですよね。
姿勢であったり、食欲、呼吸の仕方など、文鳥の体調を知るチェックポイントを紹介していきたいと思います。
毎日、文鳥をチェック
文鳥の様子がいつもと違うときは、どこか具合が悪いのかもしれません。
早期発見・早期治療が、大切な家族である文鳥を守る方法です。
朝文鳥にあいさつするとき、さっとチェックするとよいでしょう。
次のような様子が見られるときは、注意しましょう。
じっとしている
いつもとくらべて動きが鈍く、じっとしていることが多いようなら、病気かもしれません。
また、前かがみにすくんでいたり傾いていたりと、姿勢が悪くなっているときも注意が必要です。
羽毛をふくらませている
具合が悪いとき、文鳥は体温が下がります。羽毛をふくらませるのは、寒がっている証拠。
羽毛をふくらませて空気を入れ、体温を下げないようにしているのです。
食欲がない、または、食欲があり過ぎる
人間と同様、文鳥も体調がよくないときは、食べるエサの量が少なくなります。
エサを多く残しているようなら、病気のサインのことも。
一方、体温維持がしにくい場合、エサをたくさん食べることもあります。
食べた量をチェックするためにも、エサを入れる量は毎日同じくらいにしておくとよいでしょう。
極端な体重増加
短期間で急激に重くなったときは要注意。病気の可能性があります。
見た目ではわかりにくいのですが、手にのせたときにいつもとくらべてかなりずっしり感があるようなら、心配です。
定期的に体重をはかることで、早期発見につながります。
口を開けて呼吸をしている
苦しそうに口を開けて呼吸しているときは、症状がかなり深刻な状態です。
一刻も早く病院へ向かいましょう。
頻繁にあくびをする
健康な文鳥はあまりあくびをしません。あくびを何度もするようなら、病気の疑いがあります。
目がパッチリと開いていない
感染病にかかると、文鳥は眠そうな目をよくします。また、目のまわりのアイリングが腫れることもあります。
目をパッチリ開けていないときは、具合が悪いときです。
クチバシや脚の色がおかしい
多少個体差はありますが、健康な文鳥のクチバシは赤で、脚は薄ピンクです。
色が白っぽくなったら、具合が悪いサイン。
また、紫に近くなったときは要注意です。すぐに病院で診てもらいましょう。
寒いときや換羽期には、貧血ぎみになるため、多少色が薄くなるようです。この場合は心配ありません。
顔や肛門が汚れている
目や鼻孔、クチバシのまわりに何かつき、汚れていることがあります。
病気の可能性が高いので、獣医さんに診てもらいましょう。
肛門のまわりが汚れているときも注意が必要です。
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